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片山津バル 牡丹
After
Before
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Whole story
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鉄骨造4階建てのビルディング。
その1階を飲食店にする。
前面道路沿いに三面のシャッター開口。
何もない。
制約が少ない。
稀な対象。必要に応じたゾーニング。
広い空間に驚きを与える色。
驚きと居心地に対する考察。
アイデンティティを細部まで包括させる。
間仕切りカーテンは、メニューの設置位置は、トイレミラーは。適切な構造と、計画に十分な広さを備えた空間を前にすると、発想の具現化に純粋なる愉しみを見出すことができる好例。
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はめごろしのガラス、その向こうに100角磁器質タイル:JIN100NET/25
内照式看板。乳白アクリルにシート貼。ベース:VC92312ダークレッド、文字:ヘアライン銅艶HL-84
開き戸:ラワンフラッシュ15-50ロ。
床、ユカクリートベネチャンレッド、巾木位置まで立ち上げ塗装。
壁、塗装。腰壁位置まで19-90H、その先は天井も含めて25-75B。
ドーナツ椅子、ビニルレザー張り
造作テーブル、ラワンベニヤのスタッキング式、オイルステインクリアカラー仕上げ。
造作吊り照明、スチール円盤直径210mm、真鍮円盤直系100mm、30W電球。
ハイカウンター、ラワンベニヤ。
ハイカウンター椅子。
厨房。*
混沌を受け止める寛容な街
その街の名で修飾されたバル
異国の街角で見かけた
やけに賑やかな店に似た牡丹
片山津バル
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